カルバンは、「神は最後の審判で、個々の人間を救うか救わないかを最初から決めている」が、「個々の人間には最後の審判で救われるかどうか、生きている間に知ることはできない」と説きました。人間が救われるためには、「生きている間は、神の意思に従って、一瞬たりとも怠けずに働き、人生を全うする」ことが絶対の条件であるとしました。キリスト教徒にとっては、最後の審判で「救われる」ことこそが、最も大事なことなので、このカルバンの教えは、多くのプロテスタントの行動に強く影響しました。
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